3月27日(木)に園芸講習会を行いました。
講師に草盆栽家、庭師の砂森聡さんをお迎えして、山野草の寄せ植えをつくりました。
材料は左から、ミツマタ、ホタルブクロ、ミヤマオダマキ、ヒナソウ、ヒメリュウキンカです。
それぞれ開花時期が少しずつずれるように選んでくださいました。
始めに、鉢の底にネットをワイヤーでつける作業をしました。
草花の寄せ植えの時とは違う方法を知ることができました。
次に、苗の土を少しほぐして、鉢に配置して、バランスを見ながら植えていきます。
土は、硬質の赤玉土と鹿沼土を混ぜたものを使いました。
砂森先生とアシスタントの久保田さんが、席を回ってアドバイスをしてくださいました。
植え付けが終わると、コケをはるために夢想(むそう)という繊維質の土を敷いていきます。
そして、飾りの丸い石を3つ配置して、コケをはっていきます。
皆さん、作業に集中しています。
コケをはると、さらに素敵になっていきます。
こちらが完成したものです。
ミツマタは、小さく仕立ててあるのと、植えた器が小さいのであまり大きくはならないそうです。これから5月下旬から8月頃にホタルブクロ(白花)とミヤマオダマキ(白花)が咲いてきます。
最後に育て方や手入れ方法を教えていただき、講習会終了となりました。
初めて山野草にふれた方も多く、楽しい時間を過ごせましたという感想をたくさんいただきました。