定例の森のお話し会(生き物部会主催)
今回はフクロウのおはなし
身近でみられるフクロウの仲間の紹介をしてからクラフトワークを行いました。
フクロウの仲間は、ほかの鳥と違って顔の全面に目が二つ並んでいることから、鳥なのに人に似ていて親しみを感じる、
という話をしました。フクロウは置物など様々な土産物になり、親しまれていますね。

次に話そうと思っていた話のネタがフクロウとミミズクの違いでしたが、話をしようとしたその瞬間に
参加していた小学生から、「フクロウとミミズクの違いってなんだか知ってるよ!」と突っ込みがありました。
この小学生は(羽角(うかく)の有無)によって呼び名が違う、ということをよく知っていました。
例外的に、
・アオバズク(青葉のころにわたってくるミミズク)には羽角がない。
・北海道に生息する日本最大のフクロウ、シマフクロウには羽角がある。
という解説をしました。ズクというのはフクロウのことです。
実はこの羽角は何のためにあるのかよくわかっていないんですね。
木にとまっているときに羽角が葉っぱの先端にみえることによる擬態という説もあるそうです。
その後、ススキの穂を使ったミミズクのクラフトワークをおこないました。

オリジナルは、東京都豊島区雑司ヶ谷にある神社、鬼子母神のススキのミミズクが有名ですね。
「雑司ヶ谷のすすきみみずく」 | 日本玩具博物館
実は材料のススキの穂を集めるのは意外に大変でした。三鷹市には草原は少ないんですね。
公園などを走り回りました。
人数分に足りるか、とひやひやしましたが、ちょうど良い量でした。
作業が始まると皆さんとても真剣に集中作業してくださり、それぞれに素敵なミミズクが出来上がりました。
最後の仕上げに羽角をつけるとミミズク、つけないとフクロウに、どちらも可愛いですね。
みなさん笑顔でお持ち帰りになりました。
森のお話し会は毎月第2土曜日の午後1時半から 国立天文台内の星と森と絵本の家で行っています。












































































































































































































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