みつばち担当の鴨下です。
皆さん、これ何かわかりますか?
一見チーズの様にも見えるこの物体は蜜蝋(ミツロウ)です。
はちみつの採蜜で切り取った蜜蓋や、普段の内検で取った無駄巣(巣枠以外に作ってしまった巣)などを集めておきます。
それを鍋で水と一緒に煮込みます。そうすると蝋が溶け出すので、ゴミなどを濾してバケツに流し込み一晩待つと、蝋だけが固まりこんな形で取り出すことができます。
(作業工程の写真を撮り忘れていたため完成形のみです。。。)
どこかから蝋を持ってくるのではなく、みつばち自身が蝋を分泌して巣を作ります。
元々は透明なのですが、花粉やプロポリスにより色がついてくるそうで、花の種類などにより色も多少変わってくるようです。
毎年ガーデニングフェスタに出店いただいている蜜蝋を使ったキャンドルづくりでも、この蜜蝋を提供しています。
かもんガーデンではカレンデュラ油を使って蜜蝋のハンドクリームを作りました。
(写真はカレンデュラ油と蜜蝋を湯煎して溶かしているところです。)
はちみつにばかり目が行きがちですが、他にもリップクリームやワックス、最近では蜜蝋ラップと言うものもあるようで、蜜蝋の活用も楽しそうですね。
蜜蝋(ミツロウ)知ってますか?
