11月にかいぼりを行った丸池で、保護した在来種の魚たちの放流を行いました。
まず、今回の指導をしていただいた認定NPO法人生態工房さんから、かいぼりの調査結果を報告していただきました。
今回の魚の数やエビ、ザリガニ、カメの数、また総合計と全体の割合なども解説いただきました。
前回ほどではないですが、鯉を含め外来種が捕獲されました。スジエビはすべて外来種と言うショックなお話も。。。
前回の放流時には放していないので、いつ誰が入れたのか。。。
また、在来種の割合は多いものの、種類が少ないことは今後の課題とでもあると言ったお話がありました。
調査結果を踏まえ、丸池の里わくわく村、三鷹市で協議しながら、丸池について考えていきます。
続いて、放流作業に入ります。
まずはいけすから魚を捕獲し、タライに移します。
今回はかいぼりの際の捕獲がスムーズで魚にダメージがなかった様で、管理中に死んでしまう魚が少なかったそうです。
バケツに入れ一斉に放流しました。
今回はイベントとしては実施しないため周知をしていませんでしたが、たまたま遊びに来ていた子どもたちにも体験してもらいました。
次の機会には、かいぼりも子どもたちに体験してもらいたいものです。
昔からそこにある様な丸池も、丸池の里わくわく村と同じ年に出来た人工の池になります。
できるだけ自然にと言っても、その維持管理にはどうしても人の手が必要になります。
池の魚や生きものを盗らないと同時に、勝手に放さないと言うことも、利用者の皆さんに守っていただきたいことです。