3月23日(木)に予定していた春の植物観察会でしたが、雨天のため、一週間後の30日(木)に実施しました。30日はお天気にも恵まれ、楽しい観察会となりました。
講師は佐々木知幸先生。川崎市多摩区にある生田緑地、小田急線の向ヶ丘遊園駅で集合し、徒歩で向かいました。駅から緑地までは800mほどあるのですが、先生の解説は駅のロータリーに植わっていたハクチョウゲからスタート、途中にもアスファルトの割れ目から芽を出したスミレや、タンポポ、街路樹のカツラなど、次々に観察題材が登場して、なかなか緑地にたどりつけませんでした。
向ヶ丘遊園駅南口で行程を確認。
街路樹のカツラがかわいいハートの葉をだしていました。
桜も満開、新緑も見られる清々しい一日でした。
スミレは11種類も登場しました。写真はニョイスミレことツボスミレ。
ヤマルリソウ
佐々木先生のツバキのおはなしもとても面白かったです。
レンゲ咲きのツバキ(枝変わり)オキノナミ
オトメツバキ(花弁の並び方は薄造りのフグ刺しの見本?)
生田緑地は多摩丘陵の一部です。展望台からは、手前の桜とともに、遥か彼方には新宿、都庁が望めました。さいごまで良いお天気に恵まれ、桜をはじめたくさんのお花との出会いがありました。佐々木先生の解説はとても楽しく、みなさん笑顔で解散しました。