大沢の里は、野川と国分寺涯線の緑を軸線に、水田や畑が拡がるまとまった農空間に特色があります。
また地区内には数多くの歴史的資源が存在しています。
さらに湧水の存在が、わさび田やホタルの生育を可能とさせ、里の大きな特徴となっています。
大沢の里は、まさに三鷹市における農風景の源であり、里は四季の魅力にあふれています。
水田の管理やホタル生育のための環境整備は地元のボランティア団体「ほたるの里・三鷹」が行っています。
また、崖線の上部には親子体験農園や市民農園、また拠点施設となる大沢ふるさとセンターがあります。
大沢の里 秋まつり
第七中学校の校庭を会場として、毎年11月3日に開催される秋まつりです。
大沢地域の三町会や地元のボランティア団体である「ほたるの里・三鷹村」、おおさわ学園の小中学校などの団体で実行委員会を組織し、おまつりの企画・運営を行っています。
ほたるの里・三鷹村
昭和63年(1988年)にホタルの発生や湧水など地域に残された環境を保全することを目的に誕生しました。
水田の管理やホタル育成のための環境整備だけでなく、地域の小学校(5年生)の稲づくり体験学習、「ちびっこ農業体験」、ゲンジボタルの自由鑑賞の実施など、地域の残された自然や伝統、文化を次世代に伝えていく活動を行っています。
水田肥培管理
大沢の里の水田を管理しています。農業体験の一環として、春の田植え、秋の稲刈りや収穫祭には近隣在住の子供たちも参加しています。
大沢ふるさとセンター維持管理
「大沢ふるさとセンター」は大沢の里の管理や親子体験農園、大沢市民農園の拠点施設として三鷹市から管理を受託しています。
会議やミーティングだけでなく利用者の休憩などにも活用され、農具なども常備されています。
大沢の里周辺地域保全・活用連絡会
三鷹市が、大沢の里周辺で展開する事業について情報交換を行うため設置した連絡会の事務局機能を協会が行っています。
・構成団体:ほたるの里・三鷹村、水車クラブ、大沢住民協議会、地元町会、国立天文台、みたか都市観光協会、第七中学校ほか
親子体験農園
大沢の親子地検農園では、4月、5月にトウモロコシの種まきとサツマイモ苗の植付けを行い、8月下旬にトウモロコシの収穫、11月上旬にサツマイモとダイコンの収穫を行っています。
種まき、収穫以外にも生長観察や草取り、片付けなど年間に8回の作業を行い、40~50家族でひとつの畑のお世話をします。
・・・詳細:親子体験農園については、こちらをクリック
所在地
東京都三鷹市大沢2-17
交通アクセス
JR三鷹駅南口から「榊原記念病院」、「朝日町三丁目」または「車返団地」行バス、「竜源寺」下車徒歩3分