事業担当の梶野です。
梅雨真っ只中ですが、いかがお過ごしでしょうか?
雨も多く、暑さも和らぎ少しだけ過ごしやすい気がします。
お休みの日に、某所に化石採集に行ってきました。
行った場所は山間部で化石が多く発掘されている場所です。
化石はどのような場所にあるのかというと、地層がむき出しになっているような場所で多く発見されているようです。
ここは1500万年前(推定)の地層がある場所です。
場所にもよりますが、映画のように地面から突然出てくるわけではなく、泥岩石の中に閉じ込められています。
普通の石なのか、割れやすい泥岩なのか、石の中に化石が眠っているのかどうか等、目利きするのが難しいです。
地層から剥がれ落ちた石を拾ってみたり、コンコン割っていきます。
化石かと思いましたが、ヒラタドロムシ(水生の甲虫の幼虫)でした。
そしてしばらく採集を続けていると、、、出ました。
おそらく、角貝の化石なのではないかと思います。(1500万年前はここは海の底だったようです)
他には綺麗な模様の石や、ぼこぼこした不思議な巨石もありました。
周辺はとても緑が多く、自然が豊かな場所で生きものが沢山いました。
オトシブミの揺籃(ゆりかご)やサナエトンボの抜け殻を発見。
梅雨入りを知らせてくれるクリの花も満開でした。
クリーム色の花がとても綺麗です。
梅雨はまだまだ続きますが、植物や生きものにとっては恵みの雨となっています。
夏が待ち遠しいですね。