ガーデニングフェスタの興奮も冷めやらぬ10月8日(土)の夕方から、十三夜の名月を楽しみながら、夜鳴く虫の観察しようという趣旨の観察会を、花と緑の広場にて開催しました(生き物部会主催)。
この日は旧暦の9月13日なので十三夜と呼ぶそうです。平安時代に中国から伝わったとされる十五夜の月を愛でる風習とは異なり、十三夜の少し欠けた月を愛でる風習は日本独特のものだそうです。
日没までは雲の多い空でしたが、夕焼けがとても美しく、さらには雲がすこしずつとれてきて、月が美しい姿を見せてくれました。
観察会には14名の参加があり、ハラオカメコオロギやアオマツムシ、カネタタキの虫の音を聞くことができ、さらにはヒロバネカンタンが鳴いているところをライトを当てながら見ることができました。
下の虫の写真はクビキリギスです。
望遠鏡での月の鑑賞も実現し、月の近くに明るく輝く木星もみることができました。時折、上空を通過するアオサギの声なども聞こえました。
竹のランタンが飾られて、秋の風情を楽しむ充実した観察会となりました。