ケヤキの芽生え

本日(3月8日)、公園でケヤキの芽生え(実生)を確認しました。ここ数日の暖かさを感じて、小さな種子から芽を出したんですね。

ケヤキというと、市役所前や農家の庭先に植わっているような、天を覆う大木を思いますが、種子は葉のかげにポツンとついており、大きさは直径3mmくらい。その最初の芽生えは写真のように、とても可愛らしいものです。環境条件にもよりますが、成長し、幹回り150㎝(保存樹木の要件)ほどの大木になるには50年以上かかると思います。種子は着果短枝と呼ばれる枝先の細い部分に複数ついていて、葉が枯れたころ吹く北風に乗って、母樹よりなるべく遠くまで飛んでいきます。カエデ等では種子自体がプロペラ状になっていて風にのせて遠くへ飛んでいきますが、ケヤキでは種子のついた短い枝ごと飛んでいくのです。水分や日当たりなどの条件の良いところに落ちた種子はこのように芽吹くことができます。

 

ケヤキの枝先の種子

 

 

着果短枝(枯れた葉とともに飛んでいく種子)

 

仙川平和公園のケヤキ大木

 

 

 

 

 

 

 

 

 

関連記事

  1. 花広場ボランティア定例活動日

  2. 花広場ボランティア定例活動日2月25日

  3. 花と緑の広場ネモフィラ、ノースポール種まきイベント

  4. 初夏の植物観察会

  5. 花広場ボランティア定例活動日9月9日中止のお知らせ

  6. 広報紙アロニア最新号を発行しました!

  7. 第15期花壇ボランティア養成講座参加者募集!

  8. 種まきから花畑づくり!参加者募集

  9. 5月14日(土)花と緑の広場イベント「種をまいて花畑づくり✿種まき参加者募集!」

NEWS




アクセスTOP5

特定非営利活動法人 花と緑のまち三鷹創造協会

〒181-0012
東京都三鷹市上連雀8-3-10 三鷹市上連雀分庁舎内
TEL:0422-46-2081
FAX:0422-46-2084

PAGE TOP